皆さんは「フリーランス」という響きに対してどんなイメージを持ってらっしゃるでしょうか。
自分のペースで仕事ができる、やりたい仕事ができる、スキルが生かせる、どこでも仕事ができる、頑張り次第で収入が増える、でも不安定、などなど。私もそんなイメージで会社を辞めてフリーランスになりましたが、今ではいいところしか見てなかったなと反省することもしばしばです。
そこで今回は、自由な生き方に憧れてフリーランスになった元 IT 系会社員の私が、想像の範囲ではありますが、他のフリーランスの皆さんは実際こうやって稼いでいるんじゃないのか、ここに苦労しているんじゃないか、と感じたことをつらつらと語ってみます。
エンジニア、デザイナー系

プロジェクト参加型
企業等が進めるプロジェクトに参加(技術提供)することで報酬を得るスタイル。
時間がある程度拘束されたりするので働き方は会社員とあまり変わらないですが、自分で仕事を探す難しさと楽しさはあると思います。私はこの型を収入の柱にしてます。
エージェントサービスを介した方が、手数料は取られますがトラブルなどあった場合に安心だったり営業の手間が少ないのでオススメです。
個人での直接契約も経験しましたが、よほど信頼関係がないと契約や集金に気を使うことを学びました。
エージェントサービスを使う場合は職務経歴書を重視するのでさほど気にしなくてよいですが、紹介や直接的な営業を行う場合は SNS やブログでの発信が信頼性を高め、成果につながることがあります。
クラウドソーシング活用型
クラウドワークスやランサーズ、ココナラなどのクラウドソーシングにワーカーとして登録し、主に短期の仕事を回して報酬を得るスタイル。個人的な印象では全体的に薄利多売で、一部の需要あるスキルを持ったワーカーが生計を立てられるだけの報酬を得ているように見えています。
どちらかというとメインの収入源というよりは副収入として使われている印象です。私も一応登録はしていますが、ほとんど収入には繋がっていません。活用できるようになれば冒頭に書いたフリーランスのイメージに近い働き方ができそうなのでうらやましく思っています。
サービス系

YouTuber、アフィリエイター
コンテンツを制作してアクセスを集め、広告料で収入を得るスタイルです。コンテンツが面白ければ稼げそうです。面白いと思ってもらえるコンテンツを作るためにマーケティングのスキルが必要みたいです。
マーケティングスキルを身につけるうちに自身がインフルエンサー(影響力のある人)になり、よりレバレッジの利く(効率の良い)ビジネスモデルへと転換していくように見えます。ほぼ例外なく、SNS やブログなどのメディアも合わせて活用しています。
オリジナル商品・サービス販売型
ホームページ制作請負など、自分のスキルで商品を提供して報酬を得るスタイル。
ポートフォリオサイトを作っておいて、検索や SNS で見てくれた人から問い合わせをもらって、見積して商談成立すれば作業する流れです。個人的にはこのスタイルで引く手数多になり、仕事が途切れないのが理想に近いのかなと思っています。
ただし、このスタイルも契約や納品のトラブルが怖いですね。
物理的な商品なら売り手と買い手の認識が違うことは少ないと思うのですが、サービスはサービスレベルへの認識が異なるとトラブルに発展しそうです。
SNS やブログでポートフォリオサイトを作っておくと、発注者は安心して仕事を依頼することができます。
インフルエンサー系

有名人
面白そうなことしてれば自然と人が集まり、それがマネタイズの核となる世界。
覗いたことのない世界なのでよくわかりませんが、アフィリエイトリンクを貼るとそれなりの額が動くような話を聞きます。有名人の誰かが紹介したからネットで売り切れた、などはよく聞く話ではないでしょうか。
あとはメディアやイベントの出演料などでしょうか。
専用スタッフを雇用して SNS やブログなどのメディアを活用しているようです。
オンラインサロン運営
有名人や、YouTuber やアフィリエイターで名を上げた人がクローズドなコミュニティでノウハウを売って報酬を得るスタイル。
私はホリエモンのオンラインサロンに2ヶ月だけ入会したことがありますが、サロンのスタイルとして「自分で動くべし」だったので何してよいか分からず、結果的に何もできないままお金だけ払った形になりました。
SNS やブログなどのメディアを活用して、集客しているようです。
おわりに
私の独断と偏見でさまざまなフリーランスの稼ぎ方を語ってみました。
他にも株式投資であったり転売せどりであったりと稼ぐスタイルはたくさんあると思います。
皆さんはどのスタイルで稼いでみたいですか?
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