主にクリエイティブ系のフリーランスがほぼ例外なく使ってる Adobe 製品。
以前はバージョンごとの買い切りでしたが、サブスクリプションモデルへ移行して常に最新版のアプリが使える代わりに、継続的に費用が発生するようになりました。クリエイティブ系のフリーランスにとってはなくてはならないソフトのため界隈では “Adobe 税” と揶揄されることも。
本記事では少しでもAdobe税を “節税” できる裏技をご紹介します。
Adobe 製品の定価はめちゃくちゃ高い!

単体プランで月額2,180円以上!?
まず、Adobe 製品は品質が最高である代わりにアプリとしては非常に高価な部類に入ります。
参考:Creative Cloudのプランと価格 – Adobe
個人使用の場合、一つのアプリが使えるようになる単体プランで以下のラインナップとなっています。(2020年10月現在。以降同様)
- 年間プラン, (月々払い) — 2,480 円/月(税別)
- 年間プラン, (一括払い) — 26,160 円/年(税別)
- 月額2,180円相当。年間プラン月々払いより12%安い
- 月々プラン — 3,480 円/月(税別)
月々プランは1ヶ月単位で止めることができますが、年間プランは1年間の支払いが必要です。
コンプリートプランだと年額 72,336円の “Adobe 税”が課税される!?
また、ほとんどの場合は複数の Adobe アプリを使うことになるので Adobe CC(Creative Cloud) コンプリートプランが標準となっており、価格的には以下のラインナップです。
- 年間プラン, (月々払い) — 5,680 円/月
- 年間プラン, (一括払い) — 65,760 円/年
- 月額5,482円相当。年間プラン月々払いより3.5%安い
- 月々プラン — 8,980 円/月
どうしても Adobe 製品が必要な方は、必要経費として年間 65,760 円(税込 72,336円)を支払っているのではないでしょうか。経費にするとしても高いですよね。もうちょっと安くなって欲しいと思う方も多いでしょう。
実は「Adobe製品を安く買う」方法はいくつか存在します。その方法を以下ご紹介しましょう。
セールを狙い割引価格で購入する

ソフトウェアにもセールがある
あまり知られてないかもしれませんが、ソフトウェアにもセールがあります。Adobe CC も例外ではなく、Amazon などのセールで安く買えることがあります。
ブラックフライデーを狙う
アメリカ発祥とされるブラックフライデーというセールをご存知でしょうか。ここ数年は日本の Amazon でもブラックフライデーセールが行われています。
私が知る限り、ブラックフライデーのセールでソフトウェアは大幅に安くなります。2019年の Amazon ブラックフライデーでは、Adobe CC 通常価格 65,760 円のところ、27%オフの 47,760 円でした。
アカデミックプランで Adobe CC を安く使う
学生・教職員のプランを使う
社会人向けの大学院や専門学校に通ってらっしゃる方は、学生・教職員向けのコンプリートプランを使うことができます。
- 23,760 円/年(個人通常 65,760 円/年)
- 1,980 円/月(個人通常 5,680 円/月)
価格は上記のように設定されており、通常の 35% 程度の価格で使用することができます。年に1度のブラックフライデーセールよりさらに半額程度となりますね。
オンライン講座の特典を使う

学校に通ってなくても、オンライン講座の特典を使う という裏技があります。オンライン講座を有償契約し、特典として付与される Adobe CC を活用するのです。
オンライン講座の受講料が Adobe CC より安いため、実質的に割引価格で使用できることになります。ここでは2つのオンライン講座をご紹介します。
- Adobe Creative Cloud + 通信講座一覧 – ヒューマンアカデミーたのまな
- Adobeマスター講座 – デジハリONLINE
これらの講座を提供している団体が Adobe 認定のプラチナスクールパートナーであることから、安く手に入るようです。
また、クラウドソーシングサービスのランサーズを利用している方であれば、割引価格で使えるようになっています。オンライン講座を受講していない方はこちらを検討してみるのもよいでしょう。
ホントの裏技!?解約時の引き留めを使う
さらにもう一つ。裏技というより荒業かもしれません。
Adobe CC を契約している方のみとなりますが、解約を使うことで 2ヶ月間無料であったり1年間を半額で継続契約できたケースがあるようです。高額であることを理由に解約しようとすると「2ヶ月間 無料で使ってみませんか?」と引き留めがあるのです。
興味がある方は「Adobe 解約 2ヶ月 無料」などで検索してみるとよいかもしれません。
おわりに
Adobe 製品は定価だと高額であることと、セールや特典を活用することで価格を抑えられることをご紹介しました。
これから使おうと思っている方、すでに定価で契約している方など様々だと思いますので全ての方に該当するか難しいところですが、賢く活用できるといいですね。
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