フリーランスのグルメライターになるには?スキルから向き不向きまで紹介!

フリーランスの働き方

フリーランスを志す方が増えている中、近年ではさまざまなメディアで活躍するライターにも注目が集まっています。そんな中でも、グルメライターという職業に興味を持っている方は多いのではないでしょうか。食べることが好きな方なら1度は夢見た仕事かもしれませんね。
今回はそんなグルメライターについて、仕事内容から必要なスキル、さらには向いている人の特徴にいたるまで解説をさせていただきます。

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フリーランスグルメライターの仕事内容とは

グルメライターとは、ライターの中でも食の分野に特化した記事を作成する人のことを指します。
その仕事内容は、飲食店などに出向いて取材をし、感想を基に紹介記事を書く、というのが主です。メディアによってはコンビニの商品やお取り寄せグルメなどを扱うこともあります。また、料理そのものや栄養について、カトラリーについてなど、食文化全般に関する仕事を依頼されることもあります。
グルメライターとよく似た仕事にフードライターがありますが、両者の間には明確な線引きが存在するわけではありません。ただ、実際に食事を作るという範囲になった場合やより深い食の歴史などについて扱う場合は、フードライターという言葉が用いられるケースが多いようです。

グルメライターの仕事はどこで見つける?

フリーランスとして独立したグルメライターになるには、上記で紹介したような仕事を自分でとってこなければなりません。
その方法として1番手っ取り早いのは、クラウドソーシングサービスを利用することでしょう。クラウドソーシングサービスには多くの案件があり、その中にはグルメ記事の募集も存在します。タイミングがよければ未経験でも取り組める募集が上がることもありますので、初心者さんにもおすすめです。


また、グルメは老若男女を問わず需要のあるジャンルですから、専門のメディアも多く存在します。そのようなグルメメディアでは、ライターが募集されていることもあります。例えばDELISTAでは、グルメ情報の記事とともにライターの募集ページが用意されていますね。あるいは、地域のメディアなどでもグルメライターが求められるケースは存在します。一例としては、京都やましろのメディアが挙げられます。
勿論グルメライターを必要としているのはWebメディアだけではありません。最近では『ELLE gourmet』(ハースト婦人画報社)や『CAFERES』(旭屋出版)など、グルメを取り扱う雑誌もたくさんありますよね。このようにグルメライターはあらゆる場所で必要とされていますので、興味のあるメディアに募集がないか探してみるのも1つの方法として有効といえるでしょう。

フリーランスグルメライターに必要なスキル

フリーランスのグルメライターとして活躍していくためには、何が必要になるのか気になっている方も多いでしょう。次に、仕事をこなす上で重要になるスキルについて確認しておくことにします。
まず必要になるのは取材力です。記事を書くために必要な情報、そして読者が知りたいと思う情報を集められるだけの取材力がなければ、グルメライターは務まりません。記事によってはお店の人へのインタビューを頼まれることもありますから、コミュニケーション能力も必要になるでしょう。このような特徴から、在宅だけで完結させることが出来る記事を作成するライターよりも、行動力が重要になるといえそうですね。また、表現力も欠かすことが出来ない要素となるでしょう。何を紹介するにしても、
「美味しい」
だけでは、読者に届く前にクライアントにがっかりされてしまいます。取材やインタビューのスキルを身につけ、お店のオーナーさんや店員さんから「刺さる」情報を引き出すことが必要です。

勿論、記事を書くわけですから正しい日本語の文章を書ける能力は必須です。商品やお店の写真を一緒に納品することを条件にしている案件も多くありますので、カメラのスキルがあればより活躍の幅を広げることが出来るでしょう。また、素材や産地についての知識もあると役に立ちます。例えば、
「パスタは小麦粉を練って作った食品の総称で、スパゲッティはその中の一種である」
「地鶏と呼ぶには在来種の血が50%以上入っていないといけない」
などの細かい知識は豊富に持っておくに越したことはありません。食に対する好奇心を常に携帯しておけば、その分求められるグルメライターにも近付けそうですね!

グルメライターになるには資格が必要?

グルメライターを名乗るために、必要な資格は特にありません。ただし、メディアによっては食に関する資格や免許を持っていると優遇されることもあります。
必要とされる経験も同様にありませんが、食べ歩きやカフェ巡りなどが趣味の方は役に立つ可能性があります。SNSでの発信などを行っていれば、選考時に考慮してもらえることがあるためです。中にはそれら発信力に重きを置いてライターを採用するメディアもありますので、この点は是非覚えておきましょう。

フリーランスグルメライターに向いている人

フリーランスのグルメライターは誰でも目指すことが出来る職業ですが、続けていくためには向き不向きが当然存在します。ここではグルメライターに向く人、向かない人の特徴についてもみておくことにしましょう。
まずは、グルメライターに向いている人からです。

  • 食べることが好きな人
  • 出かけることが好きな人
  • コミュニケーション能力が高い人
  • 納期や体調を自分で管理出来る人

このような特徴に当てはまる方は、グルメライターとして活躍出来る可能性が十分あるといえます。
反対に、フリーランスのグルメライターに向いていない人物像は以下の通りです。

  • 自分の意見を主張したい人
  • フィードバックを素直に受け入れられない人
  • 自己管理が苦手な人
  • 体型維持が苦手な人

グルメライターは仕事が多く入れば入るほど食べるという業務が発生します。体調管理や体型の維持には特に気を遣わなければならないことも、事前に理解しておきましょう。

フリーランスグルメライターになるには!?

SNSでの発信が得意な方が良い?

フリーランスのグルメライターになりたいという方は何から始めるべきなのでしょうか。最後に、今すぐにでも取り組むべきことについてもご紹介をさせていただきます。
まずは、SNSでの発信を始めましょう。前述の通り、グルメメディアでは本人の発信力が買われることもあるためです。ポートフォリオのようにSNSを利用すれば、クライアントへ提案をする際の武器になることもあります。特にInstagramは影響力も大きく、グルメとの相性もいいのでやっておくに越したことはありません。

きれいな写真を撮るスキルもあればアピール大

その上で写真撮影の技術も身に付けておくといいでしょう。カメラでの撮影が出来れば仕事の幅もぐっと広がりますし、クライアントへのアピールポイントにすることも可能です。
勿論、日頃からさまざまなメディアの表現に目を通しておくことも役に立ちます。表現力は一朝一夕で身に付くものではありませんから、語彙を増やすための努力は常にしておきましょう。
「とにもかくにも実際に仕事をもらいたい!」
という方は、クラウドソーシングサービスに登録してみてください。1つでも実績を作ることが出来れば、次の仕事にも繋げることが出来ます。ランサーズやクラウドワークスは募集されている案件も多く、初心者さんにもやさしい仕様になっていますのでおすすめです。グルメライターを目指すなら、仕事探しの段階から是非積極的に行動しましょうね!

おわりに

グルメライターはどんな人でも、またいつからでもチャレンジ出来る可能性のある職業の1つです。グルメはメディアの幅が広く、需要も一定数見込まれているという点が、これからフリーランスへの転身を考える人にも嬉しい要素といえるでしょう。
仕事内容などに興味を持ったなら、是非グルメライターを目指して頑張ってみてください。まずはSNSでの発信やクラウドソーシングサービスへの登録から始めてみるのもおすすめですよ!

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この記事を書いた人
千文鶴子

大学卒業後3年間フォトスタジオでカメラマンを経験した後、全く関係のないwebライターに転身。カメラ、写真館にまつわる情報を始めとし、様々な記事作成にあたる。得意ジャンルは恋愛。コーヒーと花とぬいぐるみが好き。自画自賛と自信喪失の反復横跳びをするライター生活は2年目に突入。

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コメント

  1. […] イドブックなど、取引するクライアントによりさまざまです。旅行先ではグルメ取材をすることも多いので、グルメライターとしてのスキルも持っておくとさらに活躍できると思います。 […]

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