フリーランスのネットワーク事情。自宅ネットワークが止まっても大丈夫?

フリーランスあれこれ

フリーランスといえば出社しなくてもカフェや公園、どこでも好きな場所で、好きな時間に働けるというイメージをお持ちの方も多いかと思います。確かに場所や時間は自由に選ぶことができますが、インターネットに繋がらなければ仕事にならないといっても過言ではないでしょう。インターネットはいまやなくてはならないインフラ設備、ライフラインとも言えます。
そこで今回は自由なライフスタイルで仕事するには欠かせない、フリーランスのネットワーク事情をご紹介します。

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ネットワーク回線はフリーランスにとっての生命線

ネットがないと仕事にならないフリーランス

いまや調べ物をする、会議をする、納品する、いえいえ、挨拶をするのにさえもインターネットがないとままならない世の中になりました。一昔前であれば書籍で調べ物をし、挨拶や打ち合わせに足を運び、プリントアウトした紙で納品することも多かったのですが、パソコンとインターネットの普及で便利になり、そんな光景も見なくなりました。
ただ、便利さと引き換えに我々の仕事はパソコンとインターネット依存した状況になってしまったかもしれません。パソコンが壊れた、インターネットに繋がらなくなった、というトラブルは想定されていますか?パソコンは性能が上がって比較的長持ちするようになり、古いパソコンをサブとしてキープしている方も多いと思いますが、ネットワークはどうでしょうか?
日本は回線品質が良いと言われいてますのであまりネットワークトラブルの経験がない方もいらっしゃるかもしれませんが、仕事で使っていると意外と多いものです。
具体的なトラブルの例を見てみましょう。

実はネットワークトラブルはそこら中に

ネットワークのトラブルは大規模なものから小規模なものまで含めると至るところで発生しています。大規模なトラブルは、日本では滅多に発生しませんが以下のようなトラブルがあります。

  • 通信事業者のトラブル
  • 台風による停電など

これは個人ではどうしようもありませんので、復旧したらクライアントにすぐ連絡して、今後の対応を相談しましょう。
小規模だと以下のようなトラブルがあります。

  • ビルやマンション設備の故障
  • 自宅内ネットワーク機器のトラブル(ルータ故障、LANケーブル断線など)

これらは想定しやすいトラブルであり、個人で対策ができるトラブルです。
成功するフリーランスはちゃんと対策を取っています。
次に、このようなトラブルの際にできる対策について見てみましょう。

デキるフリーランスはリスク対策もデキてる

個人の回線トラブルは言い訳にできない

まず、そもそもトラブルへの対策は必要なのでしょうか?
例に挙げたような個人で回避できるトラブルで納品が遅延したような場合、「ネットワークが繋がらなかったから」という言い訳でクライアントは納得してくれるでしょうか?
残念ながら答えは「No」だと思います。
これらはクライアントに影響がないネットワークトラブルですし、対策も取りやすいトラブルでもあるので「それくらい想定して対策して仕事して欲しいし、想定できないのなら納品物の品質もちょっと不安だな」と思われてしまう可能性が高いです。
フリーランスとしては同じクライアントから信頼を得て継続発注していただくのが一つのセオリーですので、大きな失点になってしまいます。
取れる対策を取ってないのはフリーランスの信用問題に関わると心得ましょう。

リスクヘッジにサブ回線を確保せよ

例に上げたようなネットワークトラブルのリスクに対応するためには、サブ回線を確保しておくのがもっとも簡単で確実だといえるでしょう。
費用はかかりますが信用には変えられません。サブ回線といってもいろいろありますが、メイン回線とは異なる仕組みのネットワーク回線を確保しておくとよいでしょう。
例えば自宅の NTT 光回線がメインだったら Softbank のモバイル回線をサブにするなどです。サブ回線は各個人の仕事の内容や、サービス提供事業者の状況などで変わるため柔軟に選択する必要があります。以下のようなモバイル回線を「パケ死」しないように契約しておけば、ネットワークトラブルの際にも無事凌ぐことができるでしょう。(パケ死とは使いすぎで高額な通信料を請求されること)

ところで、サブ回線って何があるの?

スマホでテザリング

いまや一人に一台、人によっては二台以上持っているスマホのモバイル回線をテザリングと呼ばれる機能でパソコンで使うことができます。
テザリングが使用できるプランで契約しておく必要があります。

ポケットWiFi(ルーター)

WiMAX などに代表されるポケット WiFi(ルーター)を契約しておくと安心できます。
自宅のルーターを外に持ち出しているような感覚で使えます

ホームルーター

工事不要で自宅に固定回線を引くような感覚です。
ホームルーターは自宅のコンセントで使用する据え置き型なので、外出先でも使いたい場合は不向きです。

WiFi が使えるカフェなどを確保

回線契約せずにカフェなどの WiFi をいくつか確保しておくのも手です。
営業時間やセキュリティが気になります。

おわりに

フリーランスの仕事はネットワークが生命線で、ネットワークが使えないときのためのリスクヘッジが大事という話をしました。仕事を発注する側としては、トラブル無しで納品してもらえると安心感や信頼感により次もお願いしようかなという心持ちになるものです。
トラブルフリーでフリーランスとしての信用を高めましょう!

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