フリーランスは単価の相場を意識すべきか?生き残るために必要な考え方

フリーランスとお金

フリーランスは単価の相場をどこまで意識すべきなのでしょうか?
駆け出しのフリーランスならば、クラウドソーシングサービスなどで仕事を受注することも多いかもしれません。しかし、クラウドソーシングサービス上には単価の安いものも多く、仕事を受注することすらためらってしまう場合もあるでしょう。
そこで本記事では、フリーランスは単価の相場をどこまで意識すべきか、ライターとして独立して3か月目で月収20万を達成した私が解説させていただきます。

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フリーランスは単価を意識すべき?

フリーランスとして働いている方であれば、仕事の単価を意識する場面は多いでしょう。クラウドサービス上で提案を送る時に「この仕事は単価が安いけど、どうしようか」と迷ってしまうことがあります。あなたはそのような場合どうしますか?

単価が低すぎる案件の中には悪質なものもある

フリーランスとして駆け出しの頃は自分のスキルに自信がありません。そのため、低単価の案件に進んで応募してしまいがちです。クラウドソーシングサービスでは、ワーカーから労働力を搾取するクライアントもいます。単価があまりにも低すぎる案件は「悪質案件」とも呼ばれます。
私自身、初めて受注した仕事はまさに悪質案件でした。約4000文字の記事を20記事納品して貰えた金額はたったの3300円。通常1記事から5記事程度で契約することが多いですが、最初は何もわかっておらず20記事での契約をしてしまいました。途中で「これはひどすぎる」と気づき、「契約を終了してほしい」と言いましたがなぜか断られました。結局、1か月もかけて書いたのを覚えています。

単価の最低ラインを決める

フリーランスとして働いていくためには、単価の最低ラインを決めておいた方がいいでしょう。その基準を持っておくことで迷いが少なくなり、どんな案件に応募するか明確に判断することができます。私の場合は「文字単価1円以下の仕事は受けない」と決めています。
ランサーズでは、様々なサービスにおける単価の相場が公開されています。もしまだ自分の単価の最低ラインを決めていない人がいればぜひ参考にしてみてくださいね。

  • ・ライティング 文字単価0.5~5.0円
  • ・インタビュー記事 文字単価2.0~5.0円
  • ・イラスト制作 3万~5万円
  • ・ロゴ制作 2万~8.5万円
  • ・動画編集 5万~50万円

ランサーズより引用

生活が苦しい時は安い仕事を受けるべき?

Poverty and absence of money. Unemployed sad caucasian man sitting at home showing empty wallet. He has no money for living.

フリーランスとして生活していると、特に最初のうちは生活が苦しくなってしまうことがあります。その場合にも単価は意識した方がいいのでしょうか?それとも少しでもお金を手に入れるために安くても仕事をした方がいいのでしょうか?安い仕事を受けるメリットとデメリットをそれぞれご紹介します。

安い仕事を受けるメリット

安い仕事を受けるメリットは、経験や実績に繋がるということです。特に製作者として名前が記名される場合、よりよい仕事を受注する時に役立ちます。
また、受注しようとしている仕事が安くてもまだ自分が経験したことのない仕事であれば、自分の可能性を広げられるきっかけとなるかもしれません。例えばライターであれば「苦手と思っていたジャンルだったけど意外にすらすら書けた」ということが起これば自分の仕事の幅を広げることができます。このように安い仕事を通して実績や経験を積むことができるのです。

安い仕事を受けるデメリット

安い仕事にはデメリットもあります。それはお分かりの通り貰える金額が少ないということです。何も考えずに安い仕事ばかり受けていると心に余裕がなくなり仕事のパフォーマンスが落ちてしまいます。安い仕事を受けながらも突破口を見出そうとすることが大切です。

単価を気にしすぎて生活できなくなるのは本末転倒

フリーランスは単価によって自分の収入が大幅に変わるため、単価を意識するのはとても大切です。しかし、単価を意識しすぎて仕事の選り好みばかりしていては自分の生活を苦しくさせてしまいます。経済的に苦しくなって仕事を続けられなくなっては本末転倒です。
最初から自分が何に向いているかわかる人はあまりいません。やってみなければわからないのです。ライターであれば「単価が高いから金融系の記事を書いてみたけど、まったく筆が進まなくて逆に割に合わなかった」ということや「自分は美容系の記事しか書けないと思っていたけど、意外と育児の記事も楽しく書けた」ということが起こります。
経験を通して学んだことは必ず身になります。初めは低単価でも積極的に受注し、自分の得意分野を見極め、自分の価値を上げていくことで高単価でも受注できるフリーランスになるでしょう。

単価にこだわりすぎず経験を積み上げよう

今回はフリーランスの単価についてお伝えしました。
あまりにも悪質な案件に引っかからないように単価の相場を意識しながら受注することは大切です。しかし、最初から仕事を選り好みしていては働く機会を失い経済的に苦しくなる可能性もあります。
最初は相場よりも単価が低い仕事や自分の興味のないジャンルの仕事にも提案し、様々な経験を積み上げましょう。そうすることによって自分が世の中から求められていることがわかっていき、高単価の仕事も受注できるようになっていきます。

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