フリーランスライターに役立つ用語まとめ!知らない言葉との出会い【後編】

フリーランスの働き方

フリーランスのライターとして、知っておきたい用語はたくさんあります。この記事ではそんなライターに役立つ用語を仕事の段階別にまとめておりますので、知らない言葉と出会ったときには是非参考にしてみてください。(前編はこちら
後編となる今回は、記事作成から納品にいたるまでの間に疑問を持ちやすい言葉の意味をご紹介させていただきます。因みに前回記事では記事作成に進むまでに躓きやすい用語を解説しておりますので、こちらも合わせて確認してみてください。みなさんもさまざまな用語を頭に入れて、スムーズに仕事をこなせるようになりましょう!

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ライターの用語集【記事作成中編】

フリーランスライターは、クライアントが指定した構成上のルールを守ったり意識したりしながら記事作成に望まなければなりません。次にご紹介する用語は、その指定として提示されることが多いものです。実際の仕事中にも重要になることが予想されますので、しっかりと理解をしておきましょう。

リード文

リード文とは記事の冒頭にくる文章のことです。導入文といわれることもあります。記事の概要を短く伝えるのが、リード文の主な役割です。読者に興味を持ってもらい、読み進めることを促す文章に出来るとなおよいでしょう。多くの構成において、
「リード文を必ず設置してください」
「リード文は150文字まででお願いします」
などのように指示があります。

共起語

共起語とは、あるキーワードに関する文章の中で、一緒に利用されることが多い言葉のことを指します。ライティングにおいては、キーワードとともに共起語を上手くコンテンツに盛り込むことが求められます。SEO対策に有効であるためです。
共起語探しはライターにゆだねられることもありますが、
「共起語は××を想定し、記事作成にあたってください」
などのようにいくつか指示されることも多いです。

サジェスト

サジェストとは、検索エンジンにキーワードを入力した際に、一緒に出てくる予測変換のことを指します。共起語と同様、SEO対策において重要になる項目です。こちらも、
「サジェストは××です」というようにクライアントから知らせてもらえることがあります。
また、キーワード選定や構成案作りなどの仕事ではこのサジェストを基にして進めることが多いので覚えておくといいでしょう。

ライターの用語集【記事体裁編】

ライターの仕事は、記事が出来ればそれで終わりというわけではありません。記事はきちんと体裁を整えて提出しなければなりませんし、作業範囲が記事作成だけではないこともあるでしょう。以下には、記事作成が済んでからのシーンで気になることの多い用語をまとめました。

アイキャッチ

アイキャッチとは、記事のトップに表示される画像のことです。作業範囲に画像選定が含まれている場合などに用意をする必要があります。アイキャッチは多くのメディアで、記事の一覧ページでもタイトルとともに表示されるでしょう。記事の顔、として重要な役割を担うのです。アクセス数にも関わることがありますので、記事やメディアのイメージに沿うものをしっかりと選ぶ必要があります。

タグ

タグとは、web上のページで文字をどのように表示させるか伝える役割を持つもののことです。文字表示のための命令文、だと理解するとわかりやすいのではないでしょうか。
さまざまなタグが存在しますが、ライターの作業範囲ではHTMLに触れることが多いでしょう。HTMLとはwebページを作るための言語です。見出しを設定したいときにはその部分をで囲う、箇条書きにしたいときにはで囲う、など適宜指示を行うことによって思い通りのwebページを作り上げることが出来ます。HTMLの知識については、不要とされる案件が多いです。しかし、見出しや小見出しなどをわかりやすくクライアントに伝えるために、基本的なものだけでも覚えておくといいかもしれません。

メタディスクリプション

メタディスクリプションとは短めの概要文のことです。検索エンジンで調べ物をし、結果として挙がったときに、タイトルの下に表示されます。検索順位に直接の影響はありませんが、アクセスにつながるため重視するメディアも多いです。ディスクリプション、スニペットなどと呼ばれることもあります。

ライターの用語集【納品編】

leadership concept with red pen among white pens

フリーランスライターとして知っておきたい用語は、納品時や納品後にも存在します。納品から記事が公開されるまでの間にもさまざまな言葉と出会うことがあるでしょう。

校正

納品をするとその記事は、校正の段階へと進んでいきます。校正とは、文章に誤りがないかチェックをする作業のことです。誤字脱字は勿論のこと、表現の統一や数字・漢字の表記、ら抜き言葉にいたるまで確認をしていきます。意図が伝わる文章になっているかどうかも、校正の担当者が原稿を見比べてチェックするのです。
第三者の視点が必要になりますので、納品前に自分で確認することを校正とは呼びません。しかし、世の中には校正チェックツールなどもありますので、活用すれば校正を行ってくれる人の負担を減らせるかもしれませんね。校正を担当するライターの仕事もありますので、チェックが得意という方はそのような案件を探してみるのもいいでしょう。

校閲

校正と混同しがちな用語に、校閲があります。校閲も文章のチェックを行うことに違いはないのですが、その対象はより広くなります。校閲では、記事の内容が事実と異なっていないか、差別表現などが使われていないか、文章全体に矛盾は生じていないか、などを確認していくのです。テーマに対するより深い知識が求められるのも、この校閲という作業になります。
校正と校閲はどちらもコンテンツの質を高めるために、非常に重要な作業です。やや難しいと感じられそうですが、理解しておいて損はないでしょう。

検収

検収とは、納品物が発注通りか確かめた上で受け取る、という意味の言葉です。フリーランスに成り立ての頃には聞き慣れないと感じる方も多い言葉なのではないでしょうか。納品してから校正や校閲などを経てこの検収が済むと、支払いへと進んでいきます。
「検収を行いますので少々お待ちください」
「検収期間は×日です」
などのように使われることが想定されます。

ライターの用語集【修正編】

ライターとしての仕事は、納品すれば完全終了、というわけにはいきません。修正があれば対応しなければならないためです。ここでは最後に、修正時に目にすることが多い用語についても解説をしておくことにしましょう。

エビデンス

証拠や根拠、という意味の言葉です。
「エビデンスを提示してください」という修正を求められた場合には、科学的な裏付けをしなければなりません。エビデンスに基づいた情報のみ記載すること、などと募集ページで明記されていることもありますね。

フィードバック

ライターにとってのフィードバックとは、クライアントから修正点や改善点を示してもらうこと、です。FBと略して表記されることもあります。記事をよりよいものにするために行われることですから、否定や批判と捉えないようにしましょう。スキルアップするためのアドバイスだと思って、真摯に受け止めてください。
案件の中には丁寧にフィードバックをすることをアピールポイントにしているものも存在します。ライターとしてより活躍したいなら、積極的にフィードバックを求められる案件を担当するのも効果的かもしれませんね!

おわりに

フリーランスライターさんの疑問解消に役立っていれば幸いです。普段あまり使わない用語はなかなか覚えられないものですから、
「これって何だったっけ?」
というときには是非またこのページを参考にしてください。前回記事とともに目を通していただければ、初心者の方でも容易に仕事の検討や取り組みなどが出来るようになるはずですよ!

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この記事を書いた人
千文鶴子

大学卒業後3年間フォトスタジオでカメラマンを経験した後、全く関係のないwebライターに転身。カメラ、写真館にまつわる情報を始めとし、様々な記事作成にあたる。得意ジャンルは恋愛。コーヒーと花とぬいぐるみが好き。自画自賛と自信喪失の反復横跳びをするライター生活は2年目に突入。

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