フリーランス賃貸契約の壁!賃貸物件を借りれないって本当?

フリーランスあれこれ

フリーランス生活にも慣れてくると、よりよい生活を求める気持ちが生まれてくるかもしれません。しかし、引っ越しを考えるとなるとこのような不安が頭に浮かぶ方も多いのではないでしょうか。
 「フリーランスだと賃貸物件って借りれないのかな?」
 「賃貸契約には苦戦するって聞くけど…本当なのかな?」
今回はそんな疑問を抱える方のために、フリーランスの賃貸契約事情について解説をさせていただきます。

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フリーランスの賃貸物件契約は難しい!

フリーランスが賃貸物件を契約しようとしたときの世間の目というのはなかなかに厳しいものです。結論から申し上げますと、賃貸物件を借りるためには相当の苦労が必要になるでしょう。
私もフリーランスになってから引っ越しを模索したことがありました。理由は隣人トラブルに巻き込まれてしまったためという、どちらかというと消極的なものでしたが、
「せっかくなら利便性のいい部屋に引っ越そう!」
と決意して、家探しを始めたのです。結果は、実に芳しくありませんでした。
「フリーランスなの?歴はどれくらい?」
「定職につく気とかあります?」
「ちょっとうちでは借りれないかなぁ…」
どの不動産会社に行っても、このような反応でした。ありがたいことに大家さんが味方について良心的な不動産会社を探してくれたため、そこからは何軒かのアパートの内見が出来ました。
そうこうしている内に、結局引っ越しの話は立ち消えになりました。隣人トラブルは100%の割合で相手に非があったため、強制退去の措置がとられることになったのです。また安心して暮らせるなら無理に引っ越すこともないか、と思った私は、今でも同じ物件に住み続けています。しかしこの経験からフリーランスで1から賃貸物件を契約するのは大変なのだという現実を、身をもって知ることが出来ました。

フリーランスが賃貸物件の審査に落ちる理由

フリーランスが賃貸物件を借りようとしたときに障壁となるのが審査です。ここでは、フリーランスが審査を通過しづらい理由について考えておきましょう。
まず、フリーランスの特徴として収入が不安定であることが挙げられます。フリーランスの人からすれば、
「そんなのこのご時世会社員も同じ!」
と思うでしょうが、賃貸物件の契約においては通用しません。毎月の収入に波があるということは家賃の支払い能力に関わる、という判断がなされるわけです。
この問題を解決するためには努力して稼ぎ続けることは勿論、収入を証明することが必要になるかもしれません。フリーランスでも安定して収入を得られていることがわかれば、不動産会社の見る目も変わります。そのため、確定申告の経験のないフリーランス初心者や1年目だとより厳しくなることが予想されますね。
次に、社会的信用のなさも理由として挙げられます。こちらも会社員とは大きく異なる点といえますね。不動産会社はともかくとして、大家さんの中にはまだまだフリーランスへの理解がなく、フリーターと勘違いしているような方もいるかもしれません。そういう場合は契約もより難しくなります。一般的な会社員の人より服装や態度などから判断されてしまう可能性も高くなりますので、身だしなみには特に気をつける必要があります。
また、これはフリーランスに限らずどんな人でも共通ですが、過去に家賃やカードの支払い滞納などがあった場合はかなりのマイナス評価に繋がります。因みに隣人トラブルの際に口添えしてくれた大家さんは、
「今まで問題なんて起こしたこともない理想的な入居者さんでした」
と不動産会社に伝えてくれました。日頃から信用をなくさない行動を心掛けることは、何かあったときにも自分の身を助けてくれるかもしれませんね。

賃貸物件契約に必要なのはめげない気持ち!

フリーランスが賃貸物件を探すときに必要なのは、何よりもめげない気持ちかもしれません。絶対的な信用を得る方法もなければ、審査を通過するための裏技もないからです。1件や2件断られたところで、次は大丈夫と信じて進む積極性を持ちましょう。
何故こんなことをわざわざ解説しているかというと、審査の基準は不動産会社や大家さんによって異なるためです。収入の証明さえ出来れば審査を通してくれる不動産会社もあります。フリーランスの入居者をすでに多く受け入れていて、理解があるという大家さんもいるかもしれません。また、同じ不動産会社でも家賃が収入に見合っていない場合は断られることも多いでしょうが、バランスがよければ頷いてくれることも考えられます。
さらに昨今はコロナ禍の影響があります。フリーランスという働き方には社会的にも追い風が吹いていますし、
「とにかく入居者を確保したい!」
という物件が増えている可能性もあります。是非苦労を惜しまず、数での勝負をしてみましょう!

おわりに

フリーランスが賃貸物件を契約するのは難しいものです。これに限らず、フリーランスという働き方をしていると生活のあらゆる場面で困難が訪れることもあります。時には心が折れそうになることもあるかもしれません。
しかし、フリーランスは新しい働き方ですので世間の目が追い付いていないことは仕方がないということも出来ます。そんなときはフリーランスに憧れたときのことを思い出し、時代を先導している気持ちで頑張っていきましょう!

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この記事を書いた人
千文鶴子

大学卒業後3年間フォトスタジオでカメラマンを経験した後、全く関係のないwebライターに転身。カメラ、写真館にまつわる情報を始めとし、様々な記事作成にあたる。得意ジャンルは恋愛。コーヒーと花とぬいぐるみが好き。自画自賛と自信喪失の反復横跳びをするライター生活は2年目に突入。

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