フリーランス1年目にやることとは?届出や税金、仕事の取り方まで解説

フリーランスあれこれ

フリーランス1年目にやることは、たくさんあります。届出からスキルアップ、仕事の受注まで幅広いです。そのため「どこから手をつけていいのかわからない…」と頭を悩ませてしまいますよね。
そこで、本記事ではフリーランス1年目にやることの概要をご説明します。仕事の取り方まで解説するので「稼げるフリーランス」になりたい人はぜひ最後までお読みくださいね。

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フリーランスになった時に必要な届出

フリーランスになって面倒なことは、届け出です。今までは会社がやってくれていたことを全て自分で処理しなければなりません。どんな届出があるのか解説していきます。

開業届

よく「フリーランスになったら開業届を出さなければならない」という話を聞くと思います。「大変そうだな…」と思うかもしれませんが、開業届を出すことはむしろメリットしかありません。

・メリット1 青色申告ができるようになる
フリーランスで所得が38万円以上ある人ならば必ず行わなければならない確定申告。その確定申告には青色申告と白色申告があります。青色申告は、最高65万円の控除を受けられるようになります。そのうえ配偶者が最高86万円、15歳以上の親族が最高50万円「青色事業専従者給与」として支払った額を控除されます。要するに節税のメリットがあるのです。

・メリット2 小規模企業共済に加盟できる
開業届を出すと「小規模企業共済」に加盟できます。これは「経営者の退職金制度」と呼ばれる制度です。フリーランスをやめるときにお金が貰えるのです。掛け金は全額所得控除されるため税金の面でも有利です。

・メリット3 屋号名での銀行口座が開設できる
開業届を提出すると、屋号名の銀行口座を開設できます。プライベートの講座と分けることでお金の管理もしやすくなりまし、取引先からの信用も上がります。

国民保険と国民年金

会社員からフリーランスになった場合、保険と年金の手続きはできるだけ早く済ませてしまいましょう。保険の手続きは市町村役場で、年金の手続きは年金機構事務所で行うことができます。
フリーランスとして独立してすぐは年金の支払いがきついかもしれません。その場合は、年金の支払いを免除することもできます。ただし、年金の支払いを免除すると受け取り額が下がります。また、家族と同居している場合には審査に受からない可能性も高いです。

仕事受注率アップのためにできること

フリーランスは仕事獲得を自分でしていかなければなりません。そこで、仕事の受注率をあげるためにできることをお伝えします。

メディアを運営する

フリーランスならば、メディアを運営することを強くお勧めします。メディアとは、サイトやブログ、SNSのことです。どのメディアがいいかは職種によっても違うでしょう。カメラマンならInstagram、動画編集者ならYouTube、ライターならブログとTwitterなどがあげられます。
できるだけ多くのメディアで発信した方がいいことは間違いありませんが、力が分散してもよくないため、初めは自分の業種に適した媒体を選んで発信をしましょう。
メディアを運営していると「この人はこういう作品をつくるのか」とクライアントを安心させることができます。信頼度が高まるため、受注率アップに繋がります。

名刺作成

ネット上でできる仕事だからといって、ネット上だけで仕事を受注するとは限りません。顔と顔を合わせるオフラインでの繋がりは、オンライン上の繋がりよりも強いものです。そのため、リアルでクライアントとなる人と出会った際は名刺を渡して覚えてもらえるようにしましょう。
名刺は、自分がどんな仕事をしているのか書いておきクライアントがふとした瞬間に連絡できるようにしましょう。QRコードをつけて簡単にサイトにアクセスできるようにすれば興味を持ってもらえる可能性が高まります。

クライアントを見つけるためにした方がいいこと

フリーランスになってもっとも不安なことは『収入が途絶えてしまうこと』でしょう。仕事さえあれば生活することができますが、なかなかそうもいきません。そこでどうすればクライアントが見つかるかについてお伝えします。

コワーキングスペース

フリーランスになって活用すべき場所は、コワーキングスペースです。コワーキングスペースとは、月額会員もしくは1日の利用料を払って仕事できる場所を提供してくれるところです。家で仕事をしてしまうとどうしても誘惑が多く集中できないこともよくありますが、コワーキングスペースを利用すればその問題は解決します。近年では、おしゃれなコワーキングスペースも増えています。私は、海が見える絶景のコワーキングスペースを利用するのが最高の気分転換です。コワーキングスペースに集まる人は場所を選ばず働けるIT関係の業種の人が多いため、そこでの出会いから仕事獲得に繋がることがあります。

オンラインサロン

仕事獲得にかなり有利に働くのがオンラインサロンです。オンラインサロンで人脈を築けば、仕事がもらえることがあります。
「でも、オンラインサロンといってもどれに入ればいいの?」という疑問を持つ人もいるかもしれません。そのような人には【自分の同業者がいなくて、自分のスキルが求められそうなサロン】の入会をおすすめします。例えばWEBデザイナーだったら、動画編集者が集まるサロンです。動画編集者は自分のサービスを売るためにWEBサイトを作りたいけど、WEB制作の知識がない人が多いです。そんな中に1人WEBデザイナーがいればひっぱりだこになると思いませんか?

クラウドソーシングサービス

クラウドソーシングサービスとは、仕事の発注者と受注者のマッチングサイトです。多くのフリーランスが利用しているため、あなたもすでに知っているかもしれません。クラウドワークスとランサーズが2大クラウドソーシングサービスです。多くの案件が集まっているため、ぜひ利用してみてくださいね。

フリーランス1年目を楽しんで乗り越えよう

フリーランス1年目はやることが多くて大変です。時には、仕事を請け負いすぎて処理しきれずに、徹夜が続くことだってあるでしょう。確かに体はキツいですが、会社に縛られることなく自分の道を歩んでいるので、それすら楽しめるかもしれません。大量の仕事を受注してスキルアップした先には、きっと想像以上の未来が待っているでしょう!仲間と励ましあいながら、明るい未来へと進んでいきたいものですね。

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