「会社に雇われるのはもう嫌…」
「フリーランスのライターになりたい!」
この記事を読んでいるあなたは、そんなことを思っているのではないでしょうか?
しかし、新たなことに挑戦する時はその始め方も業界の常識も何もわからないため、戸惑うことも多いでしょう。不安で行動できない人もいるかもしれません。そこで本記事では、独立後3か月で月収20万円を達成した現役フリーライターの私が、ライターの始め方や業務内容、報酬、必要な準備についてお伝えします。
ライターの仕事は意外と幅が広い

この記事を見ているあなたは「ライターを始めたいけど自分にできるかな?」という不安を持っているかもしれません。
ライターという仕事はかなり幅の広い仕事なので、自分に合った媒体やジャンルさえ見つけることができれば、意外に誰でもできる仕事です。実際、私の知り合いのフリーライターの中には「小学5年生の頃、先生が怒って作文を破ってしまうくらい文章を書くのが苦手だった」という人もいますが得意分野を見つけたおかげで今や月商100万円を稼いでいます。では、幅の広いライターの仕事にはどんな種類があるかご説明します。
Webライターと雑誌ライター
ライターは、まず雑誌など紙媒体の記事のライターとWeb上の記事を書くライターに分かれます。
紙媒体の記事は、雑誌やフリーペーパーに掲載されることが多いです。Web記事よりも貰える報酬が高い傾向にあります。定められたページや枠内に文章を納めなければならないのが特徴です。ただし、採用基準も高く、実績やスキルを求められます。
一方、Web上の記事には、ブログ記事や求人広告、アフィリエイトサイト、電子書籍など様々なものがあります。Webライターの報酬は、「1文字何円」という形で定められることが多いです。報酬の幅は広く、安い案件だと「文字単価0.1円」というものもあります。3000文字書いてもたった300円しか貰えないなんてちょっと悲しいですよね。しかしながら「1文字50円」を貰うWebライターが存在しているのも事実です。「こんにちは」だけで250円も貰えると思ったら夢のある世界ですね。
「自分は絶対これが書きたい!」というものがなければ、最初はいろんなジャンルを執筆してみることをおすすめします。クラウドワークスやランサーズなどには、グルメ・旅・占い・恋愛・YouTube台本・アウトドア・ペット・100均・電化製品・クレジットカード…などありとあらゆる案件が掲載されています。仕事を受けてみると、自分が思っていたものとは違うものが得意だったり、楽しかったりすることもあるため、ぜひ色んなものに挑戦してみてください。
ライターになるために一番重要なスキルとは?

ライターになるために一番重要なスキルとは、ずばりクライアントを気遣う心です。
「ふざけるな!」と思ったかもしれません。しかし正直、普段日本語を話しているのであれば、最低限の文章力や構成力は身についているはずなのです。だから、文章力よりも「納期を守る」「返信をする」など基本的なことを心がけてクライアントが安心して仕事を任せられる存在であることが重要となるでしょう。とはいえ確かに、紙媒体の記事であれば高い文章力を求められているかもしれません。しかしWeb記事は、ほとんどが説明的な内容です。読んだ人が理解できるわかりやすい記事を書くことさえできれば大丈夫です。
どうしても不安な方は以下の文章法を検索するといいかもしれません。この文章法を使うことでわかりやすい説明をできるようになります。
- ・PREP法
- ・DESC法
- ・SDS法
動画編集者やイラストレーター、プログラマーなどと違い、ライターは専用機材やアプリなどが必要ありません。パソコン1台さえあれば自分の可能性をいくらでも広げられる仕事です。
ライターになるために必要な準備

ライターになるために必要な準備を、はっきり申し上げますと、何も必要ありません。
準備などせずにとにかく今すぐ始めましょう。
「私、文章苦手だから練習したい」と思っているのなら、実務経験を積みながら学ぶべきです。ただ本を読むだけでは、次の日にはその知識をほとんど忘れてしまいます。
もし、文章に自信がないのなら、クラウドソーシングサイト上の「文字単価0.2円」などの仕事を引き受けてみるのがいいでしょう。「文字単価0.2円」という価格設定をしているクライアントは、あまり記事の品質を求めていないからです。
そのようなクライアントもマニュアルを用意しています。マニュアルを読みながら記事を制作すれば、少量でもお金を貰いながら勉強することができます。
例えば「平泳ぎができるようになりたい!」という時に、水泳の教科書を読んで勉強するのと実際に泳いでみるのはどちらが早くできるようになると思いますか?おそらく後者ではないでしょうか?何事も実践が大切です。
ライターも業務をこなしていくと、自然とSEOや文法の知識を身につけられます。クラウドソーシングサイトでの評価も溜まるため、クライアントから「実績のある人だ」と信頼されやすくなり、次の仕事の受注にも繋がるでしょう。
ライターはすぐになれるけど継続が難しい
今回は、フリーランスライターの始め方についてお伝えしました。
ライターは必要なスキルも機材もほとんどなく、今すぐにでも始められる職業です。しかし一方で、多くの人が挫折していくのも事実です。それは、文字単価をあげることに苦戦してしまうからです。しかし、そんな先のことは考えても仕方ありません。まずは自分がライターに向いているか向いていないか判断するために、クラウドソーシングサイトで何か仕事を受注してみましょう。
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