フリーランスのライターを目指す人が、最も心配することは「安定して稼ぎ続けられるかどうか」ということではないでしょうか?
フリーランスとして活動していくうえで何より重要なのが、クライアントに選ばれることです。しかし、フリーランスとしての経験がないと、どのような人が選ばれるのか、逆にどのような人が選ばれないのか、わからずに悩むかもしれません。
そこで本記事では、クライアントに選ばれるライターになるために大切なことをお伝えいたします。
ライターは始めるのは簡単・続けるのは難しい

ライターは、フリーランスの職種の中で最も始めやすいと言っても過言ではありません。なぜならスキル0でもできる唯一の仕事だからです。プログラミングやWEBデザインのように知っておかなければいけない知識はありません。
もちろん、仕事をこなしていく中で文章力やSEOの知識などは磨いていく必要はありますが、普段から日本語を使っている方なら誰でも始められることができます。
しかし、その一方でライターは続きにくいです。実際、平均継続年数は3年といわれています。「3年」続いたとしてもすごい方だと私は思います。実際は1か月ほどで挫折してしまう人が多くいると思うのです。
ではなぜ挫折してしまうのでしょうか?原因を知り、あなたも事前に対策しておきましょう。
ライターが挫折する原因 その1
挫折する原因の1つ目は、最初はまったく稼げないからです。実績が0の人に仕事を頼みたいと思う人はあまりいません。そのため、実績が0の時は低単価の案件を受けることしかできない場合が多いのです。私も最初は時給に換算すると40円とかだった思います(笑)あまりの稼げなさに1,2週間で挫折してしまう人が多いと思われます。
ライターが挫折する原因 その2
挫折する原因の2つ目は、続けていても思ったように稼げないという理由です。WEBライターの場合、自分で自分の単価を上げていかねばなりません。しかし、その単価の上げ方が思うようにうまくいかず、たくさん働いているわりに月に20万円程度の収入しかもらえなくて諦める人が多いのです。
ライターとして「選ばれる」とはどういうこと?

ライターを続けていくためにはクライアントに「選ばれる」必要があります。クライアントに選ばれると自然と単価もあがっていきます。では、選ばれるとはいったいどういうことなのでしょうか?「新規案件」と「継続案件」の2つに分けて解説します。
新規案件の獲得
新規案件の獲得はまさにクライアントから選ばれる一例と言っていいでしょう。新規案件の獲得には様々な方法があります。
ライターとして活動を始めたての頃は、仕事をもらえるツテもないため、クラウドソーシングサービスで案件を獲得することが多いでしょう。他にもSNSで案件獲得したり、メディアに直接問い合わせて仕事をもらったりといった方法があります。
クラウドソーシングサービスの場合は、クライアントが応募している仕事に「提案」していきます。提案では、「自分はこんな記事を書けます。なぜなら、自分にはこういった実績があるからです。ご検討ください」といったようなメッセージを送ります。たくさんの応募者の中から選ばれた人ののみが仕事をもらえます。
継続案件
継続案件でもクライアントに「選ばれる」ことが必要です。
フリーランスは「業務委託」という形でクライアントからお仕事をいただきます。お仕事の規模にもよりますが、この形態はかなりクライアントの結びつきが弱いです。正社員よりも、アルバイトよりも、派遣よりも弱いです。そのため、「嫌なクライアントや仕事はすぐに断れる」といったメリットがあります。しかし逆に言うと、クライアントにとっても「嫌なライターはすぐに断れる」のです。だから、何度も選んでいただけるようにたいおうしていかなければなりません。
選ばれるライターになるために大切なこと

では、選ばれるために必要なことは何でしょうか?一見、「ライティングスキル」と思ってしまいそうですが、実はそうではありません。それよりも大切なことがあります。1つずつ解説していきます。
コミュニケーションスキル
選ばれるライターになるには、コミュニケーションスキルが必要です!
…というと、「自分は陰キャだから…」とか「コミュ障だから…」という人がいるかもしれません。しかし、ここでいうコミュニケーションスキルとは「明るく誰とでも仲良くなるスキル」のことではありません。
ここでいう「コミュニケーションスキル」とは、「クライアントを安心させるスキル」のことです。例えば、連絡をすぐに返したり、納期を守ったりと誠実にクライアントに対応することなのです。納期が指定されていなければ「●日までに納品します」と伝えることも大切でしょう。自分で「こうしたらクライアントが安心するだろう」と思ったことは積極的にしていきましょう。そうすることで、クライアントは「この人になら仕事を任せても安心だ」と思います。
クライアントのニーズを満たす
クライアントが何を望んでいるのかを常に考えましょう。これは、簡単なことではありませんが、想像を膨らますことによって可能となります。想像を膨らますコツは、常に疑問を持って仕事をすることです。
たとえば、「記事を書く」という仕事にしても、「この記事は何のための記事なのか」と自分に問いましょう。「記事から売り上げをあげるため」「サイトを充実させるため」「面白い記事があるサイトだと読者に思ってもらうため」「SEOの上位表示を狙ってアクセス数を増やすため」など様々なことが考えられます。
クライアントが何を望んでいるのか常に考えて行動することでクライアントも驚くような仕事をやりとげられることができるはずです。すると「あなたにしか仕事を頼みたくない」とクライアントが思うようになります。そう思われるようになれば、当然単価は上がっていきます。
ライターも真面目が1番!
今回は、ライターは始めるのは簡単だけど続けるのは難しいということをお伝えしていきました。
スキルなしで始められるライターですが、最初は単価が安く挫折してしまう人も多いです。
しかし、真面目にこつこつ続けていくことでクライアントから選ばれるようになります。あなたへの信頼が上がった時に、単価交渉を行えばきっと応じてくれるでしょう。
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