コロナでフリーライターである私の仕事が増えた理由

フリーランスにコロナはどのような影響を及ぼしたのか。おそらく、多くの人が1番気になるであろう収入面からお伝えしていきます。
結論から言いますと、ライターである私の場合は、コロナの影響で仕事が増えました。多くの人が働く場所がなくなっているのに、なぜそのような影響がでるのか?
その答えは「給付金」です。コロナの影響で国や地方公共団体が、法人や個人事業主向けに給付金を配っています。もちろん、その給付金は2020年に国民全員に配られた10万円のように無条件で配られるものではなく、申請が通った人のみに渡されるものです。
つまり、給付金の申請に通すためには「こんなことにお金を使いましたよ」という用途の証明が必要となります。そこで、多くの法人や個人事業主の方が私たちプロのライターに記事を発注するに至るわけなのです。
中でも、広告のお仕事が増えました。ステップメールやランディングページ、セールスレターの執筆が立て続けに舞い込みました。
お仕事をいただけることは本当にありがたいのですが、1つだけ困ったことがありました。
それは、「納期が重なりすぎる」ということ。
給付金の申し込みには当然、締め切りがあります。給付金に申し込む方たちは、その締め切りぎりぎりで提出される方が多いようでした。そのため、給付金の締め切り直前にさばききれない量の仕事が舞い込み、眠れない日が続いたこともありました。
今後もコロナの影響が続き、給付金が支払われるなら同じような状況を想定していたほうがいいでしょう。
コロナ前後で付き合う人が劇的に変化した

コロナの影響で1番大きく変わったことといえば、やはり人付き合いでした。コロナは良い意味でも悪い意味でも人とのコミュニケーションを隔てました。人と会うのが困難になったからです。
その影響で、コロナが流行する以前と現在では、付き合う人が変わりました。
今は人から会おうと誘われても「コロナだから外出するのはちょっと…」「会食は職場で禁止にされているので…」と言えば、簡単に断ることができます。だから、自分が本当に一緒にいたい人と過ごし、そうでない人とは同じ時間を過ごさないことが容易なのです。
だからこそ、考え方が似ている人同士が集まる時代に変化してきているでしょう。これからその動きはさらに加速するのではないでしょうか?
だとしたら、自分がマイナス思考や卑屈、批判精神であるという自覚がある人はこの機会に見直した方がいいかもしれません。
どういう人生を歩んでいきたいのか。どんな人たちと付き合いたいのか。どんな仕事をしたいのか。
それをはっきりさせたら、どのような思考を持つべきか見えてくるはずです。自分の意志で付き合う人を選んでいきましょう。
フリーランスライターはあまり変わらない?

コロナは様々な職種に大きな影響を及ぼしています。
コロナにより、観光業、航空産業、飲食業、エンターテイメント業などは大打撃を受けています。一方、家具メーカー、運送業、ネット産業は需要が高まったと言われています。当然働く人の数も変化しているでしょう。
では、ライターはどうなのでしょうか?
結論から言うと、あまり変わらないかもしれません。
その理由は、ライターという業種の特徴にあります。ライティングは「ポータブルスキル」と呼ばれるスキルです。ポータブルスキルとは、特定の業種・職種・時代背景にとらわれない技術のこと。
文字でメッセージを伝えるのは、人類が長い歴史の中でどんな時もどんな場所でも行ってきた行為です。これからもなくなることはないでしょう。
また、ライティングはどの業界でも必要となります。観光業でもエンターテイメント業でも運送業でも、より多くの人に知ってもらうために、ライティングスキルを求める時があるのです。だからライターの仕事量はこれからも変わらないのでしょう。
身につけておいて損はないし、経験してみると必ず糧になるものです。
これからもいろいろなことが起きるだろうけどできることをしよう
コロナの影響は大きく、現在もなお様々な影響が出続けています。業界によっては大打撃を受けているところもあります。
一方、ライターはあまり状況が変わりません。それは、ライティングがポータブルスキルといわれるものであり、いつでもどこでも必要とされるものだからです。
ですが、今はいつ何が起きてもおかしくない時代。時代の変化を見ながら、今できることをしっかりやっていくことが大切になるでしょう。
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