前回記事では、自分の強みを知りたいフリーランスに向けてクリフトンストレングスをおすすめさせていただきました。しかし、
「せっかく気づくことが出来た強みだけど、どうやって活かしたらいいかわからない!」
という方も多いのではないでしょうか。
今回はクリフトンストレングスをより有効に活用する、フリーランスのセルフブランディングについてお話をさせていただきます。自分を上手くブランド化して、より輝かしいフリーランス生活を送れるようになりましょう!
フリーランスは強みでセルフブランディング

フリーランスとしての働き方をより安定させるためには、クライアントから選ばれ続けることが大切です。そのためには、セルフブランディングをすることが有効でしょう。
セルフブランディングとは、個人が自分自身を商品とし、その価値を高めるために戦略的なプロモーションなどを行うことをいいます。フリーランスのみならず就活時など、近年ではいろいろなところでその重要性が説かれるようになってきましたよね。
この自分のブランド化は、フリーランスなら様々な場面で活用することが出来ます。例えばSNSやサイト、ブログ、ポートフォリオなどです。これらは強力な営業ツールにもなるため、適切なセルフブランディングがされていればそれだけで仕事の依頼がくることも考えられます。逆に、イメージが固まらない、ちぐはぐな印象のものになっていればクライアントも依頼を躊躇してしまうでしょう。また、セルフブランディングは名刺などにも応用可能です。クライアントに印象付けたいイメージを肩書きに加えれば、目を引くアピールになります。クラウドソーシングサービスなどを利用しているフリーランスで在宅ワークが基本という方は、プロフィールやキャッチコピーでセルフブランディングを行ってもいいでしょう。
これらを考える上で重要なのが、自分自身をどんなイメージのブランドにしていくか、ということです。クリフトンストレングスで知った強みが大いに役立つチャンスになります。
フリーランスのクリフトンストレングス結果

フリーランスライターとして実際に活動を続けている私も、今回初めてクリフトンストレングスのテストを受けてみました。結果として出た上位資質トップ5は以下の通りです。
1,目的への最善の道筋を考えることが出来る「戦略性」
2,ひとりひとりの個性を理解することが出来る「個別化」
3,物事をいろいろな角度から考える「内省」
4,強みを最大限に活かしたいと考える「最上志向」
5,好奇心が強く知識を集めるのが好きな「収集心」
クリフトンストレングスのテストに関しては結果が出た瞬間、
「当たってる!」
と感じる方も多いようです。しかし正直なところ私の第一印象は、
「へぇー、そうなの?」
という感じでした。それもそのはずです。これまで自分の強みに関することなんて一切考えたことがなかったのですから…!詳しい特徴の書かれたレポートを読んでいくと、
「あぁ確かに私ってそういう傾向あるかも」
「あ、そんなこと強みって言っていいんだ!?」
どと感じることがたくさん出てきました。
具体的に新たな気付きを得たポイントは?
例えば戦略性に関して。自分の中では当たり前だと思っていましたが、私は物事を達成するための準備やそれに費やす時間を常に考えてから行動していました。おかげでクライアントさんからは、期日よりも早い納品を評価してもらえる機会が多くあります。また、最上志向に関して。自分ではそんな才能皆無!と思ったものの、確かに記事は推敲やチェックを一日空けて朝の内にやる、という独自ルールの下に作成していました。品質が高いというコメントを残してくれるクライアントさんもたくさんいます。
それにも関わらず私は、
「強みなんて全然ないなぁ…」
という自己評価を行ってきたわけです。自信が持てませんでしたので当然、プロフィールでも「納品の早さ」や「品質の高さ」は前面に出したことがありませんでした。
クリフトンストレングスの結果により、私はようやく自分の強みに気づくことが出来ました。これからのセルフブランディングにはこのテストで知った強みを大いに活用していきたいと思っています。私のように、自分では日常的なことになってしまってそれを強みであるとは認識出来ない、という要素を持つフリーランスの方も多いと思います。自分で客観視をすることは容易ではありませんので、お困りの方は是非クリフトンストレングスを受けてみてください。
フリーランスが自分の強みを活かす方法とは

フリーランスがどうやって自分の強みを活かしていくのか、ここからは具体的なセルフブランディングの方法や注意点についても考えておきましょう。
効果的なセルフブランディングをするなら、企業や他のフリーランスとの違いをアピールするといいです。専門的な知識や特異な経験があるならターゲットを絞るのも有効でしょう。このときは、自分の価値を高めること、を念頭に置いてください。例えばクライアントからは魅力に思われるであろう「コストの低さ」で勝負をかけてしまった場合、初めは仕事がたくさんくるかもしれません。しかし、途中から単価を上げていくことが難しくなり、結局大変な思いをする可能性もありますよね。自分の首を絞めるセルフブランディングも存在することは、忘れずに意識していきましょう。
また、自分自身のブランドイメージが固まったらそれを実現していく努力も必要です。いいアピールが出来る写真やプロフィールを用意することも大切ですし、イメージとかけ離れてしまっていないかにも注意を払わなければなりません。例えばスタイリッシュと謳っているデザイナーが古い印象を抱かせる名刺を使っていては、
「この人に頼むのは辞めておこう」
と思われてしまいますよね。
勿論、セルフブランディングでは自分の本質を伝えることも見失ってはいけません。自分の人柄や仕事に価値をつけていくイメージ戦略ですが、何も見栄えをよくすることと同義ではないのです。納品のペースに自信のない人が早さをアピールしても疲れてしまうだけですし、備わっていない専門性を謳ったところでバレてしまうことでしょう。適切なPRは自分を知らずしては考えられません。
「自分にはそんな能力ないけど、人からはこういう風に思われたいな」という気持ちでセルフブランディングをすることは、お互いのためにならないので辞めましょう。
まずクリフトンストレングスで強みを知ろう

フリーランスとしてのセルフブランディングに迷っているなら、まずは自分の強み、本質を知るところから始めましょう!自分がどんな人間なのか明確でないまま、相手に伝えるなんてことは出来ません。
経験や実績から客観視して強みを見つけることは難しいので、やはりクリフトンストレングスはおすすめです。私のように、ただの性格や性質で済ませていたものを才能として認識出来るようになるフリーランスの方もたくさんいるでしょう。テストはWebからすぐに受けることが出来ますし、値段も上位資質トップ5で2,340円(税込)と決して高くはありません。
フリーランスとして成功するためには様々なテクニックがありますが、自分の強みもわからないまま手あたり次第実行しても無駄になってしまう可能性があります。それらに頼るのではなく、まずは自分を知ることで成功への道筋を思い描けるようになりましょう。
おわりに
フリーランスが適切なセルフブランディングを行えば、仕事における様々な面でいい影響が出るでしょう。そのためにはまず、自分を正しく知って、どのようなブランディングをするかを考える必要があります。
みなさんも是非クリフトンストレングスを利用して、自分の強みを理解するところから始めてみてください。自分の将来もよりよく設計していけるようになるチャンスですよ!
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