フリーランスエンジニアはぜひエージェントを活用してみよう!連載企画その1(全3回)

フリーランスの働き方

フリーランスエンジニア向けのエージェントについて3回の連載でお伝えします。
第1回はみなさんがエージェントを使って効率的に案件探しができるよう、エージェント会社の役割やメリットについて解説します!

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フリーランスエンジニアがエージェントを使うってどういうこと?

エージェントの役割

まずエージェントの役割について解説します。
本連載ではエージェント業務を行う会社を指すこととします。
フリーランスエンジニアがエージェント会社を利用する流れは以下のようになっています。

  • フリーランスがエージェント会社に登録する(職歴、スキル、希望を登録)
  • 企業が案件をエージェント会社に登録する(報酬や必須スキルなどの条件を登録)
  • エージェントが諸条件をマッチングして交渉の日取りなどを調整
  • フリーランスと企業で交渉して条件面で合意が取れれば契約
  • 契約期間の業務を行う。契約終了で次の案件をマッチング

エージェント会社は企業向けの営業活動なども行っていますが、私たちフリーランスエージェントから見えるのは主にマッチング業務です。
我々フリーランスエンジニアは企業に一つ一つ営業をかける必要がなく、エージェント会社が企業案件を紹介してくれるというイメージです。

エージェントを利用するメリットは?デメリットはないの?

フリーランスエンジニアがエージェントを使う最大のメリットは以下の業務を代行してくれることです。

  • 営業
  • 契約
  • 代金回収

まず最初にお話したように案件のマッチングにより営業の代行を行ってくれます。
エンジニアが特に苦手な業務、かつ時間を取られてしまう業務ではないでしょうか。
次に契約業務の代行です。正確には代行とは言えないかも知れませんが、エンジニアからみると契約書を確認してサインするだけなど簡素な手続きになることが多いです。
最後に代金の回収です。多くのエージェント会社は会社の給料と同じように毎月決まった日に振込してくれます。これはとても重要です。
私がフリーランスエンジニアとして仕事をして面食らったのが、支払いの延滞は普通にあるということです。最終的には回収できましたが、支払われるまでは気が気ではないという状態でフリーランスの厳しさを思い知りました。
現在は私自身がエージェント会社を利用しており、このようなストレスとは無縁に過ごしています。
なお、これらのメリットはエージェント会社のサービスとして提供されるものなので報酬から一定額の手数料が引かれています。
それがデメリットといえばデメリットです。

福利厚生などフリーランス向けのサービスも提供

エージェントは前述したようなサービスを提供するのが基本ですが、登録しているフリーランス向けにさらにサービスを提供してる会社もありますので一部をご紹介します。

会社員に似た福利厚生を提供しているエージェント会社もある

フリーランスが抱える悩みとして福利厚生がない、ということがあります。

福利厚生は企業が従業員の支えの一部として用意するものなのでフリーランスにないのは当然ですが、企業で福利厚生の便利さを経験した方なら「会社員もよかったな」と思わずにいられないですよね。

そこで、なんとエージェント会社がフリーランスに福利厚生サービスを提供しているケースがあります。具体的には健康診断の優遇、スポーツクラブの優待、ホテルの優待、映画館の優待などです。

福利厚生を重視される方はエージェント会社を選ぶ際に調べて一つの基準にするとよいでしょう。

その他にもフリーランスのサポートを考えてくれてるサービスが各社各様

その他にもフリーランスエンジニアの確定申告の相談に乗ってくれたり、トラブル時のサポートを行ってくれるなどフリーランスあるあるの困りごとに対応してくれる会社もあります。

案件の報酬額だけではなくこれらのサポートの手厚さも合わせて登録するエージェント会社を選ぶとよいでしょう。

エンジニア向けエージェントの種類はいくつかある!

エンジニア向けエージェントにもいくつか種類がありますので、混乱しないようにしましょう。

登録する際にはご自身の希望する役割を持つエージェントであるかご確認ください。エージェントごとに得意分野が異なります。

転職エージェントと混合しないように

フリーランス向けではなく転職エージェント会社が多数あります。

フリーランス向けのエージェントと混同しないようにしましょう。

常駐案件が得意なフリーランス向けエージェント

フリーランス向けのエージェントも得意分野があります。常駐案件が得意なのがギークスジョブ、レバテックフリーランス、フォスターフリーランスなどの業界内では比較的大手のエージェント会社です。

常駐案件の勤務形態はほぼ会社員と同じなのでフリーランス的な働き方はしづらくなりますが、一度案件に入ってしまえば安定していますし報酬も比較的高額です。

リモート案件が得意なフリーランス向けエージェント

一方でリモートワークや週に3回勤務など、フリーランスのイメージに近い多様な案件が得意なエージェント会社もあります。

クラウドテック、リモートビズ、ミッドワークスなどが多いイメージです。

これから増えると思われます。

おわりに

フリーランスエンジニア向けにエージェント会社を使った案件獲得についてご紹介しました。

すでに独自のルートで案件獲得できてる方もいらっしゃると思いますが、エージェント会社を使うことによってより効率的になる可能性もありますのでよかったら一度検討してみてください!

連載第2回は代表的なエージェント会社をご紹介します。

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コメント

  1. […] プロジェクトマネージャーなど経験してフリーランスに転向しました。前回ご説明したようなエージェント会社を経由しての案件が中心ですが、エージェントへは細かい職歴を登録したの […]

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