【フリーランス初心者向け】ランサーズの使い方や提案方法を知ろう!中編

フリーランスの働き方

フリーランスとしてランサーズを使い始めたら、まず掴みたいのがプロジェクト方式の仕事です。しかし始めたばかりの頃は、
「提案する前に準備しておくことは?」
「どういう風にしたら通りやすいの?」
など、気になることも様々あるでしょう。中には既に提案に挑戦しているものの、なかなか当選しないというお悩みを抱えているフリーランスもいるかもしれません。
第2回目となる今回はプロジェクトへの提案方法についてお話をさせていただきます。

スポンサーリンク

ランサーズ初心者の壁!プロジェクトへ提案

ランサーズには3つの仕事方式が存在します。その中の1つがプロジェクトです。単価が高い傾向にあり、ランサー自身の実績にもなることから、初心者でもまず1件受注することが今後の仕事にも繋がっていきます。プロジェクトの仕事を請けるためにはクライアントの依頼に対して提案を行い、それを当選させる必要があります。
この提案と当選が、ランサーズ初心者にとって最初のハードルといえるでしょう。プロジェクトには多くの人が提案をしますし、高単価であったり取り組みやすい内容であったりと人気の高い案件ならその分ライバルの数も増えていきます。初心者であればクライアントにアピール出来る確かな実績もありません。むやみやたらに提案を繰り返していても、実績作りのための提案が通らない、実績がないから次の提案も通らない、と負のスパイラルに陥っていくことは十分にありえます。
この最初のハードルを乗り越えるためには、事前準備と学習、そして根気が必要です。提案への対策を講じれば、道は開けます。みなさんも、ランサーズ初心者から抜け出す第一歩を踏み出しましょう!

ランサーズで提案を行う前にやるべきこと!

ランサーズでプロジェクトへの提案を行うときは、いきなり案件探しや提案文の作成に移ってはいけません。まずは自分のプロフィールを充実させることが大切です。
クライアントは提案文だけを読んでプロジェクトを任せる人物を選ぶわけではありません。様々な面を総合的に見た上で決定をします。どのような人物なのかを知るために、各ランサーのプロフィールをチェックするクライアントは多いです。
このとき、自身のプロフィールが空欄だらけであればどうでしょう。信用するに値しない人物と判断されても仕方がありません。誰だかわからない人に仕事を任せることが出来ないのは、リアルの世界でもランサーズの世界でも同様です。
プロフィールは必ず、しっかりと作成するようにしましょう。それだけで熱意を伝えることも可能です。各種の確認事項などは認定ランサーになるための条件にもなっていますので、早めに済ませてしまうことをおすすめします。これまでの経歴や得意分野などを記載するとともに、仕事に活かせる資格などがあるなら登録しておくといいでしょう。また、自身のポートフォリオなどがある方はそれだけでクライアントへのアピールが出来ますので、是非登録をしておいてください。
自分のプロフィールを客観的に確認してみて、仕事を任せてもいいと思える人物像になっていたら、いよいよ提案文の作成に移っていきましょう。

ランサーズでクライアントが選ぶ提案の基本

ランサーズでクライアントから選ばれるフリーランスになるためには、いい提案文を作成出来るようにならなければなりません。そのためにはクライアントの、
「依頼したい!」
という気持ちに刺さる提案とはどんなものか、知っておく必要があります。まずはその基本から押さえられるようになりましょう。

提案に相手の名前を入れる

提案文言の初めには○○様と、クライアントの名前を入れるようにしましょう。その後に初めまして、などの自己紹介に移るのがベターです。
勿論ここを忘れたからといってそれだけで候補から外れることはありません。しかし、あれば真面目な対応が出来る人物という印象がつけられるでしょう。ランサーズにはビジネスマナーを重視するクライアントも多いので、初めの内から癖づけておくのがおすすめです。

依頼内容を理解していることを伝える

提案文では序盤にまず、プロジェクトの依頼内容が理解出来ているということを伝えましょう。具体的には以下のような項目を早めに入れておくようにしてください。
【作業内容】
【報酬】(手数料、消費税の有無も)
【納期】
報酬や納期に相違があれば、スムーズな契約には繋がりません。自分にとってもクライアントにとっても真っ先に確認しておきたい重要事項ですので、明確に提示をしましょう。勿論これ以外に連絡方式や納品形態などの特記事項があれば伝えておいてもいいと思います。

質問に答える

クライアントによっては、提案の際に連絡頻度や対応可能範囲を記載することを求めることがあります。実績の提示や自己アピールなどを条件にしているクライアントもいるでしょう。これらの質問に関しては、必ず答えるようにします。
提案は自分が真摯にプロジェクトに取り組めることをアピールする場です。クライアントの提示した条件にさえ答えられないようでは、当選は見込めませんので注意しましょう。

丁寧かつ簡潔にまとめる

大前提として、提案文は丁寧に作成することを意識しましょう。言葉遣いは勿論、誤字脱字にも注意をします。また、出来るだけ簡潔にまとめましょう。だらだらと長いだけで何が言いたいのかわからない文章は逆効果ですし、あまりに長いとクライアントの読みたいという気持ちもそいでしまいます。
基本的なことですが、提案文が完成したらもう1度読み直して確認することも忘れないでくださいね。

ランサーズでクライアントが選ぶ提案の応用

ランサーズでクライアントに選ばれるためには、ライバルたちと差をつけることも必要です。次に応用のテクニックについても確認しておきましょう。

ニーズの理解を伝える

クライアントのニーズが理解出来、それを伝えることが出来れば、任せたいという気持ちにも作用します。依頼の内容をよく読み、プロジェクトに求められているのがどのような人物であるのかを考えましょう。その上で自分に出来る最大限のアピールをします。
例えば、自分の経験が活かせる内容ならそのことについて詳しく書いておきます。実績がなくても経歴や経験のマッチ度で選ばれることは多いです。ニーズとずれがないなら、納期を確実に守るなどでも構いません。
クライアント側からすれば、初心者でも依頼を読み込んでいる人に悪い気は持たないものです。自分に合った案件を探せるようになることにも繋がりますので、しっかりと時間をかけましょう。

オリジナリティを追加する

最後に、プロジェクトに対する取り組みたいという気持ちもアピールしておきましょう。これがライバルたちとの差別化を図るオリジナリティにも繋がります。具体的にはどうしてこの案件をやりたいと思ったのか、その理由を明記します。記載されていたホームページを見て、や、テーマに興味があって、などでもいいでしょう。あくまで簡潔にですが、これを押さえておくとクライアントの目にも留まりやすくなります。
提案がなかなか通らないとコピペで済ませてしまいたくなりますが、熱意を伝えるためには1件1件取り組むことが重要です。クライアントにもコピペをしていないことが伝えられるため、この項目は常に意識をするようにしましょう。

おわりに

初心者の内はプロジェクトへの提案が通らないと悩むこともあるかもしれません。しかし、そんなときも諦めることなく、自分の提案を当選させるために必要なことを見直す姿勢を持ちましょう!
ランサーズの使い方をマスターする3回連続シリーズ、最終回はいいクライアント・いい案件を見抜くコツについてです。ランサーズを使いこなしてより稼げるフリーランスになるために、次回も是非お付き合いください!

ランサーズの使い方「前編」はこちら

Follow me!

この記事を書いた人
千文鶴子

大学卒業後3年間フォトスタジオでカメラマンを経験した後、全く関係のないwebライターに転身。カメラ、写真館にまつわる情報を始めとし、様々な記事作成にあたる。得意ジャンルは恋愛。コーヒーと花とぬいぐるみが好き。自画自賛と自信喪失の反復横跳びをするライター生活は2年目に突入。

千文鶴子をフォローする
フリーランスの働き方全体
千文鶴子をフォローする
成功しているフリーランスのノウハウが詰まったメディア

コメント

  1. […] ランサーズの使い方がわかってきたら、次に悩みの種になるのがチャレンジすべき提案についてです。ランサーズで提案出来る案件はたくさん用意されているため、「どの案件に手を挙げればいいのかわからない…」「このクライアントは危険じゃないのかな…」などと困惑してしまうこともあるでしょう。残念なことですがランサーズは多くの人が利用するサービスですから、注意すべきクライアントというのも存在します。最終回となる今回は、ランサーズ初心者のためにいいクライアントやいい案件を見抜くコツについてお話をさせていただきます。前編及び中編もあわせてお読みください。 […]

PAGE TOP