【フリーランス初心者向け】ランサーズの使い方や提案方法を知ろう!前編

フリーランスの働き方

ランサーズは、フリーランスを始めたばかりの方にもおすすめのクラウドソーシングサービスです。しかし初心者の頃は、サービスを利用するに当たっての不安や疑問もたくさん出てきますよね。そんなフリーランス初心者のために、ここではランサーズを使うときに気をつけることや案件の獲得方法などを3回に渡って解説させていただきます。
第1回目となる今回は、ランサーズのサービスの概要と基本的な使い方についてです。初心者でも臆することなくランサーズを使いこなせるようになりましょう!

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ランサーズってどんなサービス?

ランサーズは、仕事を発注したいクライアントと仕事を受注したいランサーを結び付けてくれるクラウドソーシングサービスです。クラウドソーシングサービスについては、仕事のマッチングサービスとイメージすればわかりやすいかもしれません。発注、受注、支払い等全てがオンライン上で完結するため、コロナ禍や副業容認など様々なシーンで注目を浴びています。中でもランサーズの規模は国内最大級で、同じくクラウドソーシングサービスであるクラウドワークスと肩を並べる存在です。
仕事の発注、受注から仕事開始の前には、仮払いのシステムが組み込まれています。報酬の未払い等のトラブルを防ぐためです。クライアントの仮払いが済んでから仕事開始、完了、支払い、という流れで進んでいきます。仕事の進行状況がわかりやすく、また報酬への管理がしっかりとされていることから、初心者でも安心して利用を始めることが出来ます。
登録や利用に当たっては、料金が発生することはありません。この手軽さが支持される理由の1つでもあります。ランサーズに対しての料金が必要になるのは、仕事が完了したときに発生する手数料のみです。具体的には10万円以下の案件で20%、10万円から20万円の案件で10%、20万円以上の案件で5%の手数料を支払う必要があります。
手数料は決して安いとはいえませんが、仮払いシステムなどの安全性を考えると必要経費だと思うことが出来るでしょう。2008年からと運営実績も長く、それを裏付けるようにサポートもしっかりしています。私も1度システム面での疑問点を問い合わせたことがありましたが、サポートチームが丁寧に対応してくれたので安心感が増しましたよ!

ランサーズのクライアントや仕事内容は?

ランサーズを利用しているクライアントは多く、その事業内容は様々です。Webサービスやコンテンツにまつわる企業は勿論、ライフスタイルに関する商品を取り扱う会社やブランドなども利用をしています。クライアントは法人のみに限定されているわけではありませんので、個人と取引をすることもあります。
仕事内容も、多岐に渡っています。システムの開発や運用、webデザインなど専門性の高いものから、ライティングやアンケート、ネーミングなど比較的どんな人でも取り組みやすい案件まで募集されています。応募に際して条件があるものもありますが、基本的には全ての仕事に対して誰でも手を挙げることが可能です。写真撮影や動画編集、翻訳、イラスト、資料作成など活かせるスキルの幅も大変広いので、やりたい仕事ややってみたかった仕事に出会うことも出来るでしょう。
「自分のスキルでどんな仕事が出来るんだろう?」
とお悩みの方は、とりあえずランサーズで募集されている仕事をチェックしてみるところから始めてみてください。仕事は多く、様々なジャンルで日々募集がかけられますので、慣れてきてからの案件探しにも困りませんよ。

ランサーズの3つの仕事方式って?

ランサーズで仕事をしていくに当たっては、3種類存在する仕事の方式を知っておく必要があります。ここではそれぞれの方式を詳しくご説明させていただきます。

タスク

まず1つ目がタスクです。1つの依頼に対して多くの人手が必要とされるときに採用される仕事方式で、特別なスキルが求められることはほとんどありません。具体的にはアンケートやレビューの作成、文字数の少ない記事作成などが仕事の内容になります。
軽作業のため報酬は安くなる傾向にありますが、登録したばかりの方でもすぐに取り組むことが出来ます。ランサーズの使い方に慣れるためにも、まず初めにタスクの仕事を探してみるといいでしょう。

プロジェクト

2つ目がプロジェクトです。クライアントが募集する依頼内容に対して提案をし、当選すれば契約を結ぶことが出来ます。タスクより仕事の単価が高くなりますので、フリーランスとして収入を安定させていくためには積極的にチャレンジしたい仕事方式です。
クライアントは提案の文言は勿論のこと、ランサーの実績や評価、作品、対応など様々なものを総合的に見て仕事を任せる相手を決定します。ライバルが多い案件ではどうしても初心者が不利になる傾向がありますが、次に繋げるためにもまず1件プロジェクトでの契約を結ぶことが大切です。

コンペ

3つ目がコンペです。クライアントが募集した仕事に対して直接成果物を提案し、最も気に入ったランサーにのみ報酬が支払われる方式になります。デザインやロゴの制作、ネーミングなどの案件で利用されることの多い仕事の形態です。
コンペも報酬の額は高く設定されますが、応募するランサーの数も大変多くなります。その分当選確率は低くなってしまいますので、コンペだけに集中するのは現実的ではありません。

初心者フリーランス!ランサーズでの目標は

ランサーズで仕事を受注していくに当たり、まず目指すべきは認定ランサーです。最後にこの認定ランサーについても解説をさせていただきます。

認定ランサーとは?

ランサーズで仕事を請けるランサーにはランクが存在します。レギュラー、ブロンズ、シルバー、そして最高位が認定ランサーです。各ジャンルの中から、ランサーズが定める基準を満たすランサーにのみ認定エンブレムが与えられます。
「いきなり最高位を目標にするの!?」
とお思いの方も多いかもしれませんが、意外にもそのハードルは高くありません。中には登録から1カ月で認定ランサーになった人もいるほどですし、この記事を書いている私も3か月で認定ランサーになることが出来ました。

認定ランサーになる条件は?

 認定ランサーになる条件は以下の通りです。

  •  ・24時間以内のメッセージ返信率を80%以上にする
  •  ・プロジェクトの完了率を90%以上にする
  •  ・タスクの承認率を90%以上にする
  •  ・クライアントからの評価で4.8以上を獲得する
  •  ・各ジャンルの獲得報酬額で上位20%に食い込む
  •  ・ランサーズへの最終ログインを1カ月以内にする
  •  ・各種の確認や登録事項を済ませる

「難しそう!」と思われるかもしれませんが、1件1件の仕事に真摯に向き合っていけば自然と満たせていくものが多いです。まずは各種の確認・登録から取り組んでいきましょう。

認定ランサーになるメリットは?

認定ランサーとして活躍していると、それだけでクライアントからの信頼感が増します。そのため、プロジェクトなどの受注率にもいい影響が出るようになるでしょう。また、認定ランサーだけを検索する機能もありますので、クライアントの目に留まる可能性も高くなります。
さらに、ランサーズの運営によるサポートにおいても優先されるようになりますので、何かあったときにも安心です。ランサーズを利用していく上で数々のメリットが得られますので、是非初心者の内から積極的に目標に据えてみてくださいね。

おわりに

ランサーズを使いこなせるようになれば、稼げるフリーランスにも近付くことが出来るでしょう。そのためにも、まず目指すべきは認定ランサーです。
次回は、プロジェクトへの提案方法についてのお話をさせていただきます。活用していくに当たってより具体的な内容になっていきますので、こちらも是非お付き合いください。

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この記事を書いた人
千文鶴子

大学卒業後3年間フォトスタジオでカメラマンを経験した後、全く関係のないwebライターに転身。カメラ、写真館にまつわる情報を始めとし、様々な記事作成にあたる。得意ジャンルは恋愛。コーヒーと花とぬいぐるみが好き。自画自賛と自信喪失の反復横跳びをするライター生活は2年目に突入。

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