フリーランスが長期に渡って休むことは出来る?メリットや事前準備を解説!

フリーランスの働き方

「夏休みや冬休みがあったのは子どもの頃だけ…」
このように、長期休暇に対してかつての思い出しかないという方も多いでしょう。確かに、大人になってから長期に渡って休むというのは大変貴重な経験です。仕事をしていると憧れはあっても難しいと感じる方が大半ではないでしょうか。
しかし、フリーランスとして働いていれば長期休暇も夢ではありません!今回はフリーランスのみなさんが長期休暇をとるメリットや、必要になる事前準備・クライアント対応などについて解説をさせていただきます。

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フリーランスは長期休暇をとることも可能!

フリーランスという働き方はその自由さが随一の魅力です。仕事をする時間は勿論のこと、請け負う量まで自分で調整することが出来ます。その魅力を活かせば長期休暇をとることは十分可能です。
例えば、子どもの頃のように1つのシーズンごとに休みをとり、英気を養いつつ働くことも出来ます。また、1年の内の6か月は働き残りの6か月は長期休暇をとって世界を巡る旅に出る、というような働き方はフリーランスの1つの理想形といえるでしょう。
会社員など一般的な働き方をしているとこのような自由さはなかなか手に入りません。そのため、私がかつて勤めていたフォトスタジオでも、
「放浪の旅に出ます」
といって辞めていく人が少なからずいました。退職後の夢として掲げる人もいるでしょうが、1度やりたいと思ったことは身体も感性も少しでも若いうちにやっておきたいと願うものでしょう。そもそも、それまで生きていられるかどうかなんてわかりませんしね。
フリーランスは、仕事を辞めるという選択をせずともまとまった時間を得ることが出来ます。長期休暇中の経験が、自分の可能性をさらに広げてくれることもあるでしょう。やりたいことがあったり、身体や心の疲れを感じたりしている方は、是非長期休暇の取得について積極的に考えてみることをおすすめします。

フリーランスが長期休暇をとるための準備

フリーランスが長期休暇をとるためには、事前に準備が必要です。流石に、何の準備もなく休みに突入出来るほど自由ではありません。休暇中・休暇明けの仕事や生活のことについてはしっかりと考えておきましょう。
1か月以上の長期で休む場合は、必ずしておかなければならないことがあります。
まずは、継続して取引をしているクライアントへの連絡です。クライアント側が来月も仕事を頼むつもりであった場合既に準備が始まっているかもしれませんので、急に報告をしては迷惑がかかってしまいます。これまで築き上げてきた信用にも関わりますので、出来るだけ早めに連絡をしておくようにしましょう。
「こんな自分勝手なこと、急に言いにくい…」
とならないように、日頃からしっかりとコミュニケーションをとっておくことも大切ですね。勿論、何か月先まで、という契約が既に結ばれている場合はちゃんと終了してからにしましょう。先の仕事まで決まっている方なら、仕事と仕事の谷間に休暇を設定するのがおすすめです。
次に、新規でやってくる仕事の問い合わせについても対策をしておいた方がいいでしょう。クラウドソーシングサービスなどをメインに利用している方なら、稼働状況を受付不可にしておきます。プロフィールにその旨を記載してもいいかもしれません。ブログやSNSなどで発信を行っているなら、事前に告知をするのも有効です。
また、長期休暇をより有意義なものにするためには、出来る限り心配事をなくしておく必要もあります。お金のことや仕事のことが気にかかっていては、せっかくの休みを心から楽しむことが出来ませんからね。理想的なのは心やお金に余裕がある状態です。長期休暇取得を目標に日々の仕事を頑張る、というのもモチベーションに繋がっていいかもしれません。

フリーランスが長期休暇をとるメリット

フリーランスが長期休暇をとることにはメリットがたくさんあります。
まず、仕事から離れることは心にも身体にもリフレッシュになります。時間によって給料が発生する会社員などと違い、フリーランスは成果物によって報酬を得ます。そのため働き過ぎてしまう・休みをとるタイミングを逃してしまうなど、常に忙しくしているという方も多いです。そんなフリーランスにとって、長期の休みは絶好の機会になるでしょう。
また、デジタルデトックスの効果が得られる、というメリットも忘れてはいけません。フリーランスの中にはパソコンなどのデジタルデバイスと常ににらめっこしている、という人が多いです。長期の休暇はそれらと離れる機会をも与えてくれます。このデジタルデトックスは目や頭の疲れ、身体の痛みにも効くといわれており、睡眠の質が向上したと実感する人も多いです。プライベートでSNS疲れなどを感じているなら、それらの解消にもなります。デジタルとの縁が切っても切れないフリーランスにとって、定期的なデジタルデトックスは必要項目といえるかもしれません。
さらに、長期の休みは自分を新たに見つめ直すチャンスになることもあります。仕事をしている毎日の中では考えないようなことに思いを巡らせることもあるでしょう。非日常の体験から、プライベートや事業でチャレンジしたいことが生まれるかもしれません。このような機会が容易に作れることから、フリーランスという働き方自体へのモチベーションアップになることもあります。
いずれも、これからのよりよいフリーランス生活に繋がるメリットです。みなさんも前段で解説した仕事への対策をしっかり行った上で、長期の休みをとってみましょう!

フリーランスにはワーケーションもおすすめ

長期休暇には勿論、デメリットも存在します。休暇中は仕事をしないわけですから、収入は入ってきません。継続していたクライアントがいたとしても、途切れてしまうきっかけになり得ます。休暇明けに仕事を探し始めても、なかなか決まらないなんていう事態になる可能性もあるでしょう。
「休んでパワーアップした分どんなことがあっても頑張れる!」
という方にとっては気がかりではないかもしれませんが、
「やっぱり仕事をしないで休暇を楽しむのは不安…」
という人も一定数いるはずです。
そんな方にはワーケーションのように、都会を離れて休みながら時々働く、というスタイルもおすすめです。これも、どこででも仕事が出来るというフリーランスのメリットを活かした働き方の1つであるといえます。完全に休んでしまうわけではなくなりますので仕事への不安が軽減されますし、いつもと違う環境が集中力をもたらしてくれることもあります。これなら、
「休暇はとりたいけれど仕事の谷間がない!」
というフリーランスの方でも取り入れやすいですよね。
観光地やリゾートは勿論、ちょっと高級なホテルに泊まってワーケーションをする人もいます。仕事の疲れをすぐに癒せる温泉地も定番です。デジタルデトックスの効果を出来るだけ感じたいなら、キャンプやグランピングなど自然と触れ合える場所に行先を設定してみるのもいいでしょう。
ネット環境さえ整っていれば仕事は出来ますので、これを機に住みたい土地に行ってみるというのもおすすめです。長く留まることによって気候や住みやすさなどを実際に体験出来ます。田舎暮らしや地方暮らしを考えている方にはうってつけですよ!

おわりに

長期休暇がとりやすいことは、フリーランスとして働くことのメリットでもあります。また、日常から離れる休暇中の経験によって仕事の活力も生み出されるでしょう。
フリーランスはモチベーションの維持が難しい働き方でもありますので、上手くリフレッシュを取り入れられるようになることは大切です。みなさんも是非1度は長期休暇について検討してみて、フリーランス生活をより楽しめるようになってくださいね!

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この記事を書いた人
千文鶴子

大学卒業後3年間フォトスタジオでカメラマンを経験した後、全く関係のないwebライターに転身。カメラ、写真館にまつわる情報を始めとし、様々な記事作成にあたる。得意ジャンルは恋愛。コーヒーと花とぬいぐるみが好き。自画自賛と自信喪失の反復横跳びをするライター生活は2年目に突入。

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