フリーランスのプロフィールは大事!初心者フリーランス向けに書き方を解説

フリーランスあれこれ

フリーランスにとって、プロフィールは大変重要なものです。プロフィールは、クライアントが仕事を任せるかどうかの判断を行う材料になります。また、どんな人物かがわかるプロフィールが設定されていれば、それだけで強力な営業ツールにもなり得るのです。
しかし、フリーランス初心者の方の中には、
「何を書けばいいのかわからなくて放置している!」
という方も多いのではないでしょうか。
初心者フリーランスがまず意識すべきは、プロフィールを充実させることです。今回は、効果的なプロフィールの書き方について解説をさせていただきます。

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プロフィールはフリーランスの未来を握る!

プロフィールはフリーランスにとって大変重要度の高いものです。特に初心者の内は、仕事を任せてもらえるかどうかを大きく左右するといっていいでしょう。
実績も少ない上どんな人物なのかわからなければ、クライアントも大切な仕事を任せようとは思いません。プロフィールが空きだらけ、なんて事態になっていればなおのこと信頼を勝ち取るのは難しくなるでしょう。自己アピールさえも頑張れない人、と早々に見切りをつけられてしまう可能性だってあります。
しかし、実績が少なくともプロフィールが充実していれば興味を持ってもらえる確率が上がります。業務内容とマッチする経歴に注目してもらえるかもしれませんし、人柄がクライアントを惹き付けるかもしれません。また、プロフィールに記載していた事柄から、
「こんな案件は請けていただけませんか?」
と相談がくることもあります。提示する内容によっては、それだけである程度の信頼が得られることもあるでしょう。
いいプロフィールを作れるかどうかで、案件の受注率やクライアントの印象は大きく変わってくるものなのです。クラウドソーシングサービスなどを利用している人の中には、
「提案はしているけれどなかなか案件受注にいたらない!」
とお悩みの方もいるでしょう。もしかしたら提案文言ではなく、プロフィールに何か問題があるのかもしれませんよ。

実績も効果的にするプロフィールの書き方

フリーランスがプロフィールに記載する項目には、特に決まりがあるわけではありません。だからこそ、
「自由過ぎてどう作っていけばいいのかわからない!」
という人もたくさんいるんですよね。
書き方のコツとしては、まず初めの方で“自分は何が出来る人間なのか”をアピールしていくといいでしょう。請け負うことが出来る業務は何か、どんな範囲まで対応出来るのか、はしっかりと書き込んでおきます。その上で得意分野や資格・スキルがあれば示しておくといいでしょう。フリーランスになるまでの経歴やこれまでの経験の中に、仕事に繋がるアピールポイントがあれば合わせて記載しておくといいと思います。
気を配るべきなのは実績についてです。もしも既に公開することの出来る実績があるなら、こちらは必ず提示しておきましょう。その際には、具体性を持たせた書き方をするのが効果的です。

具体的に記載することが重要


例えば、
「人材系のライティング経験があります」
というプロフィールがあったとしましょう。素晴らしい実績ですが、情報としてはライティングが出来るということと担当していたのが人材系という大まかな事実しか伝わりません。これが、
「求人メディアで5年以上、記事作成にあたった実績があります。代表インタビューなども行った経験がありますので、コミュニケーション能力にも自信を持っています」
というプロフィールになれば、伝わることも一気に増えますよね。先の情報にはなかった5年以上という点で粘り強さをアピール出来るでしょうし、インタビューなど特殊なライティングも任せられることがわかります。さりげなく人柄も伝えられるプロフィールになりました。
このように、具体性を持たせることで実績はより効果的に働くようになります。プロフィールで実績提示をしている方は、アピールポイントを最大限活かす書き方が出来ているか確認をしてみてください。

関心を持ってもらえるプロフィールの書き方

フリーランスのプロフィールにおいて次に大切なことは、クライアントに関心を持ってもらえる項目を用意することです。書き方のコツとしては“自分はどんな人間なのか”をアピールするつもりで作っていくといいでしょう。実績に関わらない要素を盛り込むことによって他のフリーランスとの差別化をも図ることが出来ます。初心者で実績がないという方は、この部分の出来が受注率などに影響してくるはずですので、特に注力していきましょう。
具体的には、趣味や特技などを記載しておきます。
「マッチングアプリじゃないんだし、そんなのいる?」
と思う方もいるかもしれませんが、これらは知識にも関わる項目です。需要は何処にあるかわかりませんので、想像もしていなかった角度から趣味にまつわる仕事がくることだってあります。単純に、
「すごい趣味を持っているんだなぁ…」
とクライアントに興味を持ってもらえることもありますしね。
また、人柄についても積極的に盛り込んでいくといいでしょう。勿論嘘はいけませんが、正直すぎると問題が発生することもあります。例えば“細かいことには頓着しない”という大らかな性格だったとして、クライアントが“隅々まで丁寧な仕事をして欲しい”と考えていた場合にはミスマッチになります。自分が請け負うことになるサービスについてよくよく考え、強みになる人柄を書くようにしてください。
その際にはこちらも、具体性を持たせていくといいでしょう。
「一生懸命頑張ります!」
に留めるのではなく、自分ならどう頑張っていけるのかを一緒に書いておくのです。例えば“納期を必ず守る”や“連絡をこまめにとる”などの誠実さは、どんな業種においてもいいアピールになるでしょう。デザイナーなら“親しみのあるデザインを心がけます”、ライターなら“共感性の高い文章を作成します”など、クライアントが発注をかけたくなるような一言を添えておくのも効果的ですよ!

自分の強みについてアピールすることも必要です。自分の強みがわからない場合は、クリフトンストレングスなどのサーベイを利用して確認してみましょう。

どこまで書く?フリーランスのプロフィール

フリーランスのプロフィール作成で最後に頭を悩ませる問題となるのが、個人情報をどこまで開示するのか、です。これについては、みなさん自分の判断に基づいて行ってください。
どんな情報も勿論、記載することによるメリットは存在します。例えば出身校を書いた場合には、学歴や専門性をわかりやすくアピールすることが出来ます。しかし、内容によっては個人の特定に繋がってしまうこともあるでしょう。居住地については対応出来る範囲がわかりますので、インタビューや写真撮影などの仕事が舞い込む可能性もあります。メディアはターゲットを年代で絞っていることも多いので、年齢を公表することによってクライアントの依頼候補に入ることもあるでしょう。家族構成などについても例えば一人暮らしが長い独身の人と結婚をしていて子どものいる人では、任せたい仕事の内容も変わってきますよね。
個人情報は大切なものですが、あまり敏感に気にし過ぎてはオンライン上での仕事なんて出来ません。信頼を得られる項目もありますので、初心者の内はある程度思い切った選択をすることも一緒に考えてみてください。

おわりに

プロフィールの充実は、フリーランスの活動や今後の展望においても欠かすことが出来ない要素です。みなさんも自身のプロフィールを見返して、効果的なアピールが出来ているかどうか確認をしてみましょう。なかなか案件が受注出来ないという初心者さんでも、プロフィールを書き換えることによっていい影響が出るかもしれませんよ。
「このプロフィールじゃだめかも…」
と感じる方がいたら是非、記事の書き方を参考にしてください。いいプロフィールが設定出来るように、しっかりと作り込んでみてくださいね!

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この記事を書いた人
千文鶴子

大学卒業後3年間フォトスタジオでカメラマンを経験した後、全く関係のないwebライターに転身。カメラ、写真館にまつわる情報を始めとし、様々な記事作成にあたる。得意ジャンルは恋愛。コーヒーと花とぬいぐるみが好き。自画自賛と自信喪失の反復横跳びをするライター生活は2年目に突入。

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